湯田中渋温泉郷とは
湯田中渋温泉郷は、長野県下高井郡山ノ内町にある横湯川、夜間瀬川の周辺に点在している9つの温泉の総称です。9つの温泉とは、安代温泉(あんだい)、角間温泉(かくま)、上林温泉(かんばやし)、地獄谷温泉(じごくだに)、渋温泉(しぶ)、新湯田中温泉(しんゆだなか)、星川温泉(ほしかわ)、穂波温泉(ほなみ)、湯田中温泉(ゆだなか)です。これに沓野温泉(くつの)を含めて10の温泉を言う場合もあります。
長野電鉄「湯田中駅」(長野駅から特急約45分)を降りて、駅から志賀高原の方面に向かって近い順で、湯田中温泉、安代温泉、渋温泉、上林温泉、となり上林温泉は渋温泉から徒歩15分の志賀高原の山裾になります。(写真は湯田中駅)
また新湯田中温泉は「湯田中駅」の反対側、穂波温泉は湯田中温泉と川をはさんで反対側になります。
これらの温泉の中でも渋温泉は、歴史が1300年以上ある古く規模の大きい温泉で、「渋温泉」と「湯田中温泉(湯田中渋温泉郷の渋温泉以外の温泉)」に分けて言われる場合もあります。
湯田中渋温泉郷の共同浴場は全国2位の軒数
温泉郷内には、共同浴場(外湯)が多くあり、別府温泉に次いで国内第二位の軒数。大湯とよばれる共同浴場が6つあるのは日本ではこの温泉郷だけです。
●湯田中温泉・・・共同浴場(外湯)9つ(そのうち8つは、地元住人と旅館宿泊者のみ入浴可能。ただ毎月26日には一般客も可能)
●渋温泉・・・共同浴場(外湯、大湯)9つ(8つは、全て地元住人と旅館宿泊者のみ入浴可能)。他に日帰り入浴ができる温泉施設が数件。
●安代温泉・・・共同浴場2軒(地元住人と旅館宿泊者のみ入浴可能)
●新湯田中温泉・・・2つの共同浴場